2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

おもらしユキちゃんとは呼ばせない(三)

(二)に戻る

――

ユキとユウタは学校ではずっと一緒だった。
二人だけの世界を過ごすうちに、ユキはユウタを「ユウくん」と
愛称で呼ぶほどになった。

このまま二人は仲良く小学校を卒業するまで
ずっと二人きりで仲良く過ごすと思われた。
しかし、二人の関係はある事件をきっかけに変転する。

町から少し離れた竹やぶから、腐乱死体が見つかったのである。
これは町全体を揺るがす衝撃的な事件となった。

事件の内容について、まだ小学四年生のユウタとユキには
それがどんなものであったか、最後まで知る由もなかった。

この事件は警察の調査によって次第に解き明かされていった。
死体が見つかった竹やぶは地元名士である立花家の、
つまりサヤコの家の私有地だった。

事件について警察が捜査を行っていったところ、
死体が見つかった竹やぶ付近から数千万円にも及ぶ
現金が埋められていたことが発覚した。

この金は立花家が脱税のために隠した資産で、
遺体で発見された人物は立花家によく出入りする庭師だったのである。


事件の全容はこうである。

二人の庭師A、Bが何かのきっかけで
立花家の隠し財産がこの竹やぶに埋められていることを突き止め、
二人で共謀してそれを掘り起こして盗もうとした。

しかし、掘り起こしている途中で二人の間で
何らかのトラブルがあって揉み合いになり、
庭師Aが勢い余って庭師Bをスコップで撲殺してしまったのである。

慌てた庭師Aは庭師Bを埋めたあと、
持てるだけの現金を持って行方をくらませた。


庭師Bを埋めた穴は浅く、野犬によって掘り起こされ、
日が経つと付近に強烈な腐敗臭を漂わせるようになった。

その腐敗臭に気づいた近隣の年配男性が竹やぶに
立ち入って調べたところ遺体を発見し、事件が発覚したのである。

立花家にとって最悪だったのが、
通報した男性が立花家に連絡を取らないまま、
警察に通報したことである。

立花家の力であれば、暴力団を経て
この事件をもみ消すことができたかもしれない。
しかし、立花家は警察の力まで掌握できていなかったのである。

町にはマスコミが集まり、
『のどかな田舎の名士の脱税資産をめぐる殺人事件』として大きく報道された。

警察の捜査の結果、立花家が殺人に関係したことについては否定されたが、
立花家が犯した脱税についてはマスコミに大きく取り上げられ、
立花家は世間から激しい追及をされることになった。
殺人を犯した庭師Aは今も行方をくらませたままとなっている。

この事件により、サヤコはこの町からの移住を余儀なくされた。

サヤコが転校するとき、本人からのお別れの言葉もなければ、
学校に姿を現すことさえなく、ただ教師が朝礼の際に
「サヤコさんは両親のご都合で転校しました」と一言だけ触れたのみで、
クラスの女王は亡命し、忽然とこの町から姿を消したのである。


サヤコの取り巻きたちも、事件に立花家が関わっていたことは
親から漏れ出た噂話などで何となく察しがついていたため、
深く訊こうとはしなかった。
ただ、サヤコを柱としていた教室の人間関係は拠り所を失い、
瓦解して複数のグループに散らばった。

それと同時にユウタとユキへの嫌がらせは激減した。

元々サヤコが二人への嫌がらせを主導していて、
周りの人間はそれを忖度して積極的に二人に嫌がらせを加えていたが、
サヤコがいなくなったことで二人に嫌がらせをする理由がなくなったのだ。

加えて、クラスの人間関係がまだ不安定な状況の中で
積極的に敵を作るような真似は誰もしたがらなかった。
皆が皆、様子見をしている状態だったのである。


それから更に季節は過ぎゆき、
サヤコが転校してからはや一年が経った。

二人は小学五年生になっていた。

ユウタのおねしょ癖は完全に治っていた。
しかし、ユキにはまだおむつが必要だった。

そのため、ユウタは今もおねしょをしているフリをして、
ユキはおむつを渡していたのである。
おむつのことは奇跡的にまだクラスメイトにばれておらず、隠しおおせていた。

二人をいじめる者はもはや存在せず、
教室から逃げなくてもよくなった。

しかし、二人の交流は依然に比べてかなり少なくなった。
それは何故かというと、二人にそれぞれ友達ができたからである。

ユウタとしてはユキがいじめられなくなったことが何よりであり、
ユキに自分以外の仲の良い友達が出来たなら、
それはそれで良いとおもっていた。

ユキをあえて独り占めにするつもりもなかったし、
自分は自分でユキの他に一緒に遊ぶ友達との付き合いもあるため、
登校時以外はユキとまったく別行動になる日も少なくはなかった。

ただ、ユキにとってユウタは今も大事な存在で、
むしろユウタなしには生きていけないほど、
ユウタという存在は大きく膨らんでいた。

ユウタが自分以外の人物と仲良くなって、
段々と自分から離れていくことに、
ユキは身が裂かれるような焦燥感を感じていた。

ユウタがそのうち、自分のことを
かまってくれなくなるのではないかと思っていた。
気持ちの揺らぎが、二人の関係をぎこちなくさせていた。

いっしょに帰るときもどこか言葉少なになり、
喋る時も間が取れず、どんな会話をしても
不自然なまま不時着して沈黙だけが残った。

ユキにはどうすればいいかわからず、
苦しくて切なくてそのたびに家でひとり泣いていた。

そんななか、小学五年生にとって一番のイベントが近づいてきた。
小学校五年生になると、お泊りイベントがある。
一泊二日で少年自然の家に合宿するイベントだ。

小学五年生ともなると、男女の関係を意識しない生徒は一人とていない。
誰も大きな声で話すことはなかったが、教室では誰が誰に告白するだとか、
そういう浮ついた話があちこちで噂されていた。

そうなると、ユキは気が気でなかった。
もしかして、自分以外の誰かがユウタに告白するのではないか? そう思っていた。
ユウタはもともと人怖じしないタイプで、何かと首を突っ込んで面倒見も良く、
サヤコがいなくなってからは割とクラスでも存在感が増してきていた。
だから、ユウタに告白する女子が出てきてもおかしくはない状況だった。

ユキは自分の思いを伝えようか悩んでいた。
しかし、それを考えるたびにユキはマイナス思考に囚われていった。

告白して拒絶されたらどうしよう。たぶん、もう学校に登校できないと思う。
振り返ってみれば、自分に何の良いところなどあるだろうか?
ユウタが自分のことを好きになってくれる理由などどこにあるだろうか?
そんなことを考えては自己嫌悪に陥って涙をこぼした。

そんなこんなで、合宿当日。
とうとうその日がやってきた。

バスで自然の家に向かい、午前から午後は山登りをして、
夕方にはカレーを作るといったお決まりのメニューで合宿は進んだ。
肝試しも終わり、風呂からも上がって、あっという間に就寝の時間になった。

合宿に際しては事前に保護者から教師へ申し送り事項が渡されており、
就寝の際に夜尿の恐れがある生徒は、他の生徒と別室で寝る決まりとなっていた。

おねしょが治っていないのはユウタとユキだけだった。
二人は建前上は体調不要を理由に別室で寝ることになっていた。
別室は他の部屋とは異なっており、当直室の中にふすまを隔てて
畳張りの四畳ほどの小さな部屋用意されていて、
そこに二人の布団が敷かれていた。

先生はふすま越しの当直室で寝ることになっていた。
就寝前、二人のお尻はパジャマ越しに不自然に膨らんでいた。

先生からおむつを穿くかどうか聞かれ、
二人とも穿くと答えたのである。

「もしトイレに行きたくなったら先生に声かけなさい、我慢しちゃだめよ」

女性の担任教師が二人に忠告する。

「はぁい」

二人とも恥ずかしさ混じりで返事をすると、
消灯し部屋のふすまが閉められて四畳の空間は二人だけになった。

実は、ユキとユウタは今日、ここ至るまでまともに会話していなかった。

「……よお」

「……」

ユキは恥ずかしくて言葉が出なかった。
ぎこちない空気が二人の間に立ち込めた。

「んー、なんかユキ、最近様子がヘンだよな?
 俺、ユキに何かしたっけ?」

「ううん、ちがうの……そうじゃないの……」

ユキはふるふると首を振った。

自分がユウタにぎこちないのは、
ユウタが好きだからこそなのであるということを
伝えられたらどんなに楽だろうかとユキは心の中で思った。

しかし、目の前にユウタがいると
それだけで恥ずかしくなって、ついつい不自然になってしまうのだ。
そんなユキの態度を見てユウタは怪訝な表情で言った。

「じゃあ、別に俺のことが嫌いになったわけじゃないの?」

「うん……」

「そっか……ならいいけど……」

二人の会話はそれっきりで、各々の布団にもぐった。
就寝から二時間後、ユキは眠れなかった。
ぎこちなさであふれた先ほどの会話をただ後悔するばかりだった。
自然に会話ができない自分をユキは責めていた。

そうしていると、ふいに他の生徒が「きゃー」とはしゃぐ声が遠くで響いた。
当直室にいた先生は「ふう」とため息をつき、腰を上げて部屋を出ていった。

部屋にはユキとユウタだけが残された。
ユキの胸は高鳴るばかりだった。
自分の隣には恋して止まないユウタがいる。

静寂の部屋の中、時計の秒針だけがコツ・コツ・コツと、
うるさいほどに部屋の中を響き渡っていた。

その音が自分を責め立てているような気がした。
ユキは自分を落ち着かせるために「はぁー」と大きく深呼吸した。

すると、ユウタはそれに気づいて言った。

「ユキ……、まだ起きてんの?」

ユウタもずっと起きていたのである。
ユキはびっくりしてユウタの方向を向いた。
ユウタは背中を向けていた。

「ユウくんこそ?」

「ああ、なんか寝つけなくてな」

「そうなんだ……わたしも実は目が冴えちゃって」

ユキもユウタに背中を向けた。
この狭い部屋のなかで喋るにはそれで充分だった。
ユウタはため息をついて言った。

「にしても、今日はおねしょ……しなけりゃいいな」

「うん……ごめんね。付き合わせちゃったみたいで…。
 ユウくんはもうおねしょしないのに、わたしにおむつあげるために、
 まだおねしょ治ってないことにしてるんでしょ?」

「気にすんなよ、俺が好きでやってんだから」

「ユウくんのおかげだよ……、わたしユウくんがいなかったら
 きっと学校に通えてないと思う」

「ははは、大げさだな」

「大げさなんかじゃないよ……、本当だよ」

久々にユウタと落ち着いて会話ができていた。
それがユキには嬉しくてたまらなかった。

そして、自分の思いを伝えるなら今しかないと思った。
そのとき。

「なあ、ユキ?」

今まで背中合わせだったユウタ声が不意に
自分の方に向いたことを、ユキは背中で感じ取った。

「なあに?」

ユキはユウタの方へ姿勢を変えた。
ユウタは真剣なまなざしでユキに目を合わせた。

ユキはその視線に、胸が高鳴りを感じた。
そして、ユキの時間はユウタの次の一声で止まった。

「俺、ユキのことが好きだわ」

「え?」

ユウタはユキのことが好きだと確かに言った。
これはユキにとってあまりに予想外の展開だった。

時間が動き出したと同時に、ユキの下腹部がぶるっと震えた。

「あっ……や、やだ……!」

≪じょっ……じょばば……≫

「ああ~…なんでええ~……」

≪じょばああああ~~~~~≫

ユキの下腹部に暖かいものが広がっていった。

「ど、どうした?」

ユキの変容にユウタは体を起こして声をかけるが、
ユキはそれどころではなかった。
おむつを通しておしっこがじわじわとお尻の後ろの方まで広がる。

「ふぇぇぇ……どうしてぇ……」

ユキは顔を真っ赤にして布団にくるまった。

「ま、まさか……」

「今のでびっくりして……お、おもらし……しちゃった……」

ユキは顔から火が出る思いで布団をかぶった。

暗がりでよく見えなかったが、
ユウタにもユキの様子が雰囲気からありありと想像できた。

「ごっ、ごめん……!」

ユウタは反射的に謝った。

「ううん……」

ユキは首を横に振った。

しかし、この肝心な場面で
おもらししたことが、逆にユキを開き直らせた。

「わたしもユウくんのことが好き……」

そう言って、ユキはユウタの手を両手で握りしめた。

「……わたしだって、ずっとユウくんの好きだったの!」

ユキの気持ちを確固たるものにするように、
もう一度強く、ハッキリと言った。

「ほんとか!?……やった!」

ユウタは布団にまるまったまま、勢いよくガッツポーズした。
最近、二人の会話が不自然になっていたのは、
ユキだけに原因があるわけではなかった。

お互いがお互いのことを意識しすぎて、すれ違いが起きていたのだ。
しかし、それも好きだからこそのことだった。

「くふふっ、にしても、まさかおもらしするとはなー」

ユウタは笑いをこらえながら言った。

「だっ、だって、いきなり好きだなんて言うから……びっくりしたんだもん!」

ユキはほっぺたを膨らませた。
ユウタはそんなユキのほっぺをつつきながら

「ははは、でもそれでおもらしするなんて……、
 まあでも、それでこそユキだよな」

「もー! だって……わたし、嬉しかったんだもん……!」

「にしても、どーすんのさ、濡れたおむつは」

ユウタが笑みを含みながらもあきれた様子で言った。
すると、ユキの中で一つのことが頭の中に思い浮かんだ。
そしてそれはまるで蒸気が沸きあがるかのように
欲求へと変わり、そして言葉になった。

「……ユウくんが、わたしのおむつ替えて?」

それは夢心地の今だから言えた言葉だった。

ユウタはドキリとした。
ユキの口調が今まで聞いたことないほど
あまりに艶めかしいものだったからだ。

小学五年生。
早熟ではあるが性に関する知識は二人とも持っていた。

いますぐ行為に及ぶつもりでそれを言ったわけではなかったが、
それでもユキはユウタにすべて捧げるつもりでそう言ったのだ。

しかし、あまりに突拍子のないことだったと思い返し、
ユキは照れ隠しするように言った。

「だって、このままじゃぐしゅぐしゅして気持ち悪いし……」

「お、おう……分かった」

ユウタは緊張を少しでも抑えるように深呼吸した。
心臓が自分の身体を揺さぶっているようだった。

真っ暗の部屋の中、目を凝らしてようやく
ユキのシルエットが見えるような状態で、
ユウタはユキの身体を手探りにして、
おむつの場所を探り当てる。

ユウタの中指がユキのへそのすぐ下の生肌に触れた。

「んっ」

ユキはユウタの手を捕まえて、ヘソからさらに下の方に手を添えた。
ユウタの手の感触がつやつやの生肌から
紙おむつのカサカサとした感触に変わる。

それと同時に、ユキの出したてのおしっこのぬくもりを感じた。
ユウタはそれを撫でるとおむつとは別の盛り上がりを手に感じた。
ユウタが触れている部分はユキの恥丘のほとんど直上だった。

「パジャマ、脱がすぞ」

「うん……」

ユウタはユキの腰から手をパジャマに手をかけてずり下げた。
ユキはパジャマが脱げやすいように腰を浮かした。
パジャマがユキの膝を通り、おむつと生足がすべて露わになる。

「じゃ、じゃあ、おむつ取るぞ……」

ユウタがそう言うと、ユキは潤んだ瞳をユウタに向けたまま小さくうなづいた。
ユウタはおむつのテープを、音が出ないようにゆっくりと剥がそうとした。

≪ビリッ……ビビビッ……ビィ≫

しかし、テープの剥がれる音は部屋に響き渡った。
先生が帰ってこないか案じたが、
坂を転がり落ちる岩を止められないことと同じで、
動き出した二人の情欲を止める手立てはなかった。

左側のテープも同じようにしてはがされ、
おむつはユキの大事な部分を隠すのみとなった。

ユウタの心臓はばくんばくんと音を鳴らしていた。
ユウタはごくりと生唾を飲みこみ、手の震えを抑えながら

おむつを両手でつまんで開いた。
ユキは恥ずかしさのあまり、両手で顔を隠した。


むわりとユキのおしっこの匂いがユウタの鼻をついた。
しかし、ユウタにはその匂いがまったく嫌ではなかった。
むしろずっと嗅いでいたいほど官能的なものに感じた。

今までにも、ユキのおしっこの匂いがおむつ越しに届くことがあったが、
今日のそれは、今までのものとは格別に違うものだった。
ユウタは興奮のあまり頭がくらりくらりとしていた。

「ユキ……、俺もう我慢できない……!」

ユウタは身を乗り出してユキにキスをした。

「んっ……」

≪ぷちゅう……ちゅぱっ……≫

二人の唇が交差し、舌が絡み合う。
とろけるに甘く濃厚なファーストキス。

「んはっ………んんっ」

≪ちゅぴ……ちゅううう……≫

大人のキスを終えると、
ユウタの指がパジャマの上着の裏側を通って
ユキの胸元に伸びた。

「ひゃぁんっ!」

ユウタの薬指がユキの乳首に触れた。
ユウタは小ぶりながら、ユキの珠肌のやわらかい弾力を感じた。

「ユキのおっぱい、すごく柔らかいよ……」

ぷにぷにと手のひらでその弾力を味わう。

「ユウくんにおっぱい……触られちゃった……んんっ」

二人は何度も甘いキスを交わす。
舌と舌が絡まり、唾液が糸を引いて落ちていく。

ユキとユウタは永遠のようなもの感じる、不思議な感覚に包まれた。

「なんか……今までと世界が変わりそう……」

ユキはつぶやくように言った。
ユウタはそれに対して唇を重ねて応じた。

ユウタの手は更なる深淵を求めてユキの秘所に伸びていく。

「きゃぁんっ!そこは……」

恥丘の直下にある割れ目を通り、ユキの花弁に指が届く。
そのとき、ユウタはぬめりを感じた。
そこにはユキの愛液が溜まっていた。

「すごい……濡れてる……」

「は、恥ずかしい……」

ユキは泣きそうな声を出しながら両手で顔をかくした。
ユウタはユキの秘所に指を滑らせた。

≪くちゃ……ぴちゃぁ……≫

ユウタが花弁から指を離すたびに水っぽい音がした。

「あっ……んっ……」

次にユウタは薬指を花弁の上のほうに沿いあげる。
そこにはぽっこりと小さな凸のようなものがあった。
ユウタはそこを薬指で、こねるように一周させた。

「ひぅん!」

背筋を走る刺激に、ユキは思わず高い声をあげる。

「しーっ」

ユウタが人差し指を立てて声を出さないようジェスチャーする。
教師はまだ戻って来る様子はなかった。

「あっ……ああ……」

ユウタがユキの敏感な部分を責め立てると
ユキはその刺激で背中を反らせた。
そして愛液があふれ、ユウタの指に絡みついた。

ユウタはそれをペロリと舐めると、
ユキの股のほうへと潜り込んだ。

「やっ……だめ……」

≪ぴちゃ……ぴちゃあ≫

ユウタはユキの花弁をぺろぺろと舌でなめまわす。

「ああんっ…ユウくんっ…さっきおしっこ……き、汚いよお……」

「んなことあるもんか」

≪ちゅぴ……ちゅぱ≫

「はぁんっ……!」

ユウタが舌でいじめると、またトロリと愛液があふれた。

「ま……まって……」

ユキは息を切らしながら制止する。そして

「わ……わたしもユウくんの……舐めてみたい……」

といって、起き上がり、ユウタのパジャマのズボンに手をかけた
目が暗闇に慣れてきたこともあり、
ユキにはユウタがおむつをしているところがうっすら見えた。

「ユウくんのおむつ姿……かわいい」

「よ、よせよ……」

「わたしにおむつ取らせて」

ユウタとユキの体勢が入れ替わり、
今度はユウタがおむつを替えられるような体勢になる。

ユキはビリビリとおむつのテープを剥いだ。
そしておむつをかぱっと開くと、ユウタのそそり立ったものがあらわになる。
それは子供なりの小ぶりなもので、毛も生えておらずツルツルだった。
しかし、それはユキの小さな花弁についても同様であった。

「ユウくんのおちんちん……」

うっとりするようにユキは呟くと、それをはむっと口に含んだ。
暖かい感覚がユウタの下腹部に広がる。

「うふぁぁぁあ……」

味わったことのない快感に、
ユウタから情けない声が漏れ出る。

≪ちゅぴぃ……ちゅぽ……≫

ユキはユウタのものを口にくわえたまま、
ユウタの快感を引き出そうと、
けなげにピストンさせる。

「くあ……はぁ……」

≪ちゅぷぅ……ちゅぷぅぅ……≫

≪むちゅ……ちゅううぅ……≫

「ゆ、ユキ……タンマ……」

このままでは耐えられなくなると思い、
ユウタは再びユキを押し倒して、キスをした。

「入れるよ……」

ユウタはまっすぐにユキを見て言った。

「うん……」

ユキは上目づかいで恥ずかしそうにしながらうなづいた。
ユウタは自分のものをつまんで、ユキの花弁を探し当てるように先端を突き立てる。

「あ、あれ?」

しかし、ユウタにはそれを収めるべき場所がいまいち分からなかった。

「お、おかしいな……ここかな?」

ユウタは思い思いの場所に自分のものを押し当てるが、
つるりと別の方へ流れてしまう。
格好がつかずユウタに焦り始めた。

そんなユウタをみて、ユキはユウタの先端を
そっと摘んで、自分の花弁の下側に当てた。

「ここなの?」

ユウタが尋ねる。
ユキは恥ずかしそうに顔を横に反らしてこくりとうなづいた。
ユウタはありがとうの代わりに再びユキにキスをする。

そして、ユキが指したところをめがけて、自分の先端を入れようとした。
しかし、そこには壁があり、それを容易には受け入れようとしなかった。

「んっ……!」

ユキに今まで味わったことのない痛みが走る。

「だ、大丈夫?」

「くぅ……はぁっ……大丈夫……っ」

ユウタはそこを、も
う一度突き通そうとする。

「ひぅっ……」

身体を走る激痛に、ユキは声を出してしまわないよう、
口を手で押え必死に我慢する。

「あ、あんまり無理すんなよ?」

ユキの様子を見て心配になるユウタ。
しかしユキは苦悶の表情を浮かべながらも気丈に振る舞う。

「はぁ……はぁ……大丈夫だから……続けて?」

「お……おう……」

ユウタの先端がユキの扉を波打つように引いては押してを繰り返した。

「くぅん!!」

そのたびにユキは眉をゆがめて痛みに耐える。
しかし、そうしていくうちに、
とうとうユキの花弁がユウタを受け入れる時が来た。

「んんっ……んーーーーーっっ!!」

ぷつりと何かが裂けたような感覚とともに、
ユウタの先端がユキの奥深くにずぶりと入り込む。

「はぁぅっ……ーーーっ!」

ユキはこらえきれず、とうとう高い声を上げた。

「ぜ、全部入った……?」

「はぁっ……はぁっ……はぁーっ」

ユキは布団のシーツを力一杯握りしめていた。
暗闇だったので、ユウタには今どうなっているのか
よくわからなかったが、ただ、ユキの暖かさが
先端から根元に広がっていくのだけは分かった。

ユキの恥丘とユウタの根本が触れ合っていた。
ユキの花弁はユウタを完全に受け入れていたのだ。

ユウタは先ほどの感覚を求め、
ゆっくりと腰を引いてまた押し込めた。

「はぁんっ!!」

次は自分のものがユキの奥深くにずぶりと入っていくのが実感できた。

「ユキの中に全部入っちゃった……」

「はぁっ……はぁっ……うん……」

ユウタはこの快感をまさぐるようにピストン運動を始める。

「んはぁっ……はあっ……はあっ……んっ!」

ユキはユウタの動きに合わせて
息継ぎをするように呼吸のタイミングを取ろうとする。
しかし、ユキの呼吸はまだ溺れているようだった。

だが、ピストンを続けていくうちに、
すこしずつと二人の呼吸がシンクロし始める。

「ユキ……、俺なんだか気持ちよくなってきた……!」

快感を得る方法を知ったユウタの腰の動きは、
何かコツを掴んだかのように滑らかになる。

「はぁんっ……んはぁ……ひぁぁん!」

ユキもようやく痛みの頂上を越えて、
ユウタのものが自分の膣内で出し入れされる感覚を感じ取ることができた。
二人の呼吸はまるでノコギリでも引きあうかのように阿吽になる。

「はぁっ……はぁっ……はぁっ……ユキぃっ……気持ちいいよ……」

「ユウくんっ……んっ……ユウくぅん……っ!」

ユキがユウタを受け入れるたびにパチンパチンと音がする。
ユウタは快感がどんどん高まっていく。

「やばい、ユキ……、そろそろでちゃう……でちゃいそう……」

「ひぁああっ……、ユウくんっ……はぁんっ……だ、出して……出してぇっ!」

ユウタがいよいよ果てそうになる時、とうとうユキも秘所も快感を捉えた。
ユキはその快感を少しでも逃すまいと、両足をせいいっぱい広げて
ユウタを向かい入れる。

ユウタの快感は限界に達そうとしていた。

「出ちゃう……本当に……はぁっ……出るよ」

ユキもそれに応じて、ジンジンとした快感が波のように押し寄せる。
そしてその波はどんどん高くなり、波長が短くなっていく。

「ユウくん!ユウくん!あっ……わたしも……
 なんか来る……きちゃぅぅぅぅ!」

「ユキぃ!……もう我慢できない……出そう……中にだしていい?」

「ふあぁん! いいよ、出して! はぁっ!……中に出してぇ!」

ユウタの腰ふりが速度を増していく

「ユキ……!ユキ……!ユキ!ユキぃ!ユキぃ!!」

「ひぃぃあうっ!! うあああ!! ユウくぅぅぅぅん!!」

≪びゅっ……びゅぅぅっ!びゅぅぅぅっ!≫

「ひゃぁぁああああああんっ!!きぅぅ!」

ユウタのものが大きく脈打うち、それと同時に
熱いもの飛び出してユキのなかに流れ込んだ。
ユキはそれが自分の中を流れ込む感覚を感じると同時に頭が真っ白になった。

「はぁっ……はぁっ……はぁっ……」

二人は同時に絶頂に到達していた。
ユウタの精子は余すことなくユキの膣内に注ぎこまれた。
ユキはそれを残さず受け入れた。

「はあ……はあ……ふぁぁぁ……おなかが……あついよ……」

二人はまだ繋がったままぐったりと崩れ落ちた。
ユキはまだ快感のなかに包まれていて、
花弁がビクビクとけいれんする様子をユウタは感じた。

「ユキ……」

「ユウくん……!」


二人とも余韻が冷めると、夢のような幸福感に
帳が下りたかのように現実感が押し寄せてきた。

今まで麻痺していたが、自分たちが先生に見つかったら
とんでもないことになる行為をしていたことをこの時、実感した。

ユウタはハッとなって言った。

「は、早く片付けなきゃ」

「う、うん」

行為中は二人ともまったく気づかなかったが、
遠くから先生が生徒を叱りつける声が響いていた。
向こうの部屋は何かまずいことをしていたようで、
先生のヒステリックな声は収まる気配を見せなかった。
先生が部屋から出て十五分ほど経っていた。

「何かあったのかなぁ……」

ユキが心配そうにつぶやく。

「隠れて菓子でも食ってたんじゃないかな。
 あの先生、決まり事とかにうるさいし……。
 と、とりあえず、体拭こうよ」

そう言ってユウタは電気をつけた。

「や、やぁん……」

ユキは裸を見られるのが恥ずかしくて布団に包まった。
ユウタは自分のリュックからウェットティッシュを取り出した。

「ほら、拭いてあげる」

ユウタはユキの布団を剥ぎ取った。
先ほどまでユウタを受け入れていたユキの花弁が蛍光灯の下に露わになる。
ユウタがユキに注いだ白濁は溢れ出ようとしていた。
ウェットティッシュでそれをふき取る。

「痛くない?」

「ちょっと……ヒリヒリする……」

「すぐ終わるから我慢して」

幸いにも血はあまり出なかった。
布団も白さを保っていた。

一通り拭き終わったあと、問題に気づいた。

「おむつの替え……どこにある?」

「え? わかんない……」

二人とも慌てたが、


「よし……仕方ない!こうなったら……!」

ユウタは先ほど脱いだ、まだ濡れていない自分のおむつを手に取った。

「それ、ユウくんの……」

「でも、これしかないだろ?」

「そ、そうだけど……」

ユウタはユキのお尻を上げて、おむつを滑り込ませた。
そしておむつをお股に被せて、隙間を生まないようにテープで止める。
ユキはあっという間におむつ姿になった。

「ありがと……なんかおむつって気持ちいいね」

「あー、それはわかる」

ユウタもおむつの感覚が恋しい気分になった。

「ところで、ユウくんは替えのおむつどうするの?」

ユウタは横目でユキのおむつを見た。
ユキのおむつはユウタが告白した時に、
ユキおしっこでぐっしょりと濡れて膨らんでいた。

「ゆ……ユキのおむつ穿いちゃおうかな……」

「ええ~!? 汚いよぉ?」

「いいの!俺が穿きたいの! その方が、ずっとユキと繋がってるみたいだから……」

ユウタは誰にも明かしていなかったが、
ユキのおむつに対して欲情を感じていた。

「ユウくんって……変態っぽーい」

「う、うるさいな! ユキのせいなんだぞ!
 ……ユキが毎日おむつ穿いてるところ想像して……それで」

「ふぅん……じゃあ、わたしもユウくんにおむつあててあげる!」

「ええっ?」

「だめ……?」

「……じゃあ……よろしく……」

ユウタにとってそれは悪くない提案だった。
ユキはウキウキして目がハートになったようだった。
おむつを手に取って、ユウタを寝かせる。

「はーい、おむちゅ替えまちょうね~」

ユキは赤ちゃん言葉を使いながら
ユウタのお尻の下におむつを敷く。

「こ、こら、ふざけんなよ……」

流石にユウタも恥ずかしくなる。
ユキはおむつをユウタのお股に被せる。

ユウタの下腹部がしっとりした感覚に包まれた。
おむつにはまだユキの温もりが残っていた。

「ふふっ、なんだかこうしてみると、ユウくんがおもらししたみたい!」

「おもらししたのはユキだろっ!」

ユウタはおむつ替えポーズのままツッコミを入れたが、
この状態ではなんとも格好がつかないなぁと思い、
余計に恥ずかしさがこみ上げてきた。

テープをあて終わると二人はパジャマのズボンを穿いた。
ユウタはユキのおしっこで膨らんだおむつに重みを感じながら
これがユキのあそこから出てきたものなんだと考えると
不思議な気持ちになった。

ユウタのお尻の膨らみはさっきより目立つようになっていた。
先生はとうとう、二人が着替え終わるまで戻ってこなかった。
部屋の電気を消し、二人はそれぞれの布団へもぐりこんだ。
しかし、二人の手はしっかりと握られていた。

「もし、明日先生に怒られたらごめんね」

「いいんだよ。もう誰にもお前のこと、
 おもらしユキちゃんとは呼ばせないから」

こうして合宿は終わりを迎えた。
昨晩の二人の行為はなんとかバレずに済んだ。
ただ、先生の間ではユウタが昨晩おねしょしたことになった。
しかし、もちろんそれが生徒の間に漏れることもなかったし、
別に大した問題ではなかった。


合宿の帰りがけ、空は夕焼けで赤く染まっていた。
二人は手をつないで家に向かっていた。

「こうして、一緒に手をつなぐの、なんだか久しぶりだね」

「そうだなー。」

「……あっ」

ユキが突然立ち止まった。それはユキのおしっこの合図である。
あたりには誰もいないことを確認して、ユキはその場で下着をおろす。
するとユウタがユキをひざ裏からすくうようにして持ち上げる。

「きゃっ!」

「おっと」

いかにユキが小柄な方とはいえ、抱きかかえるのはさすがに重かった。
しかし、よろめきながらもユウタはなんとかユキを持ち上げることができた。
ユキは小さい子がおしっこさせられるようなポーズになる。

「やぁん……」

突然のことに驚くも我慢できず、
ユキのお股からおしっこがびゅうっと飛び出す。

≪しゃぁぁあ~~~~~~~~~≫

「もおーユウくん何するの?」

「はは、これ一度やってみたかったんだよな」

≪じょぼおぉぉ~~~~~~≫

「んもう!」

「ふふん♪」

次第におしっこの勢いは弱まって、
ぽたぽたと水滴になって落ちるのみとなった。

ユウタは力んでユキを抱えたまま上げ下げして
お尻に残っているおしっこの水滴を落とした。

ユキは恥ずかしい気持ちになったが、
しかし決して嫌ではなかった。むしろ多幸感に包まれていた。

「ユウくん……わたし……すぐおしっこ出ちゃうけど……」

「うん?」

「これからもよろしくね!」

「おう!」

――


~あとがき~

ちゅうわけで、ひさびさになんとか完結できました。
ご愛読いただきましてありがとうございました!
プロットが頭の中で固まってから完成まで二週間くらいですかねー。

『姪とおむつと夏休み』『ぼくは女装に手を出した』の二作が
なかなか進まず、どうにか完結できるものを書かねばと思って
あまり風呂敷を広げず、小難しくせず、このブログの
当初のコンセプトに立ち返って、ロリロリで攻めてみました。

これからも小説は作り続けていきますので、
どうぞよろしくお願いいたします!

コメントの投稿

Secre

ハラショー

No title

尊すぎて白い涙が止まらない
このブログについて
小さな女の子のおむつ・おもらしの小説を書いています。
モットーは、ロリ・おしっこ・おもらし・おむつです。

ハンドルネーム:でぃあぱん

連絡はコメントフォームもしくはこちらからどうぞ
Twitter:@diapamper

近況や更新情報などをつぶやいております。
また希望シチュ・感想・批評なども受け付けております。
気軽にコンタクトどぞ。

リンク希望の場合はTwitterでお声をかけてもらえると早いかと思います。
※おむつ・おもらし関連限定です。m(_ _)m
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR