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姪とおむつと夏休み(二日目)

一日目はこちら


――二日目

昨日、公園に行った後はというと、家に帰って、
おもらしした麗花ちゃんをお風呂に入れて、後は家族で適当に過ごした。
二人と一緒に眠れたらと思ったが、結局二人はお母さんと一緒に寝てしまい、
ちょっと残念ではあったが、有意義な一日だった。

今日はこれからどうするか……。顎をこすりながら居間に向かうと、
何やら大きなキャリーバッグに母と姉が服を詰め込んでいた。

「何やってんの?」

「何って旅行の準備に決まってんじゃない」

目を丸くしている俺を横目に服をキャリーバッグに詰めながら、
さも当然のように言う姉。

「え?どこに?いつまで?」

「5日間ほどハワイに」

「ちょっ!何言ってんの?聞いてねえよ」

「言ってないもの」

「何で言わないんだよ」

「ちょっとしたサプライズよ」

「ちょっとじゃねぇよ。凄えビックリしたよ。
 佑花ちゃんと麗花ちゃんも一緒に行くの?」

「いいや、あんたに任せた」

「ちょ、おいていくの?」

「だって子供たちの旅費がないんだもの」

これがネグレクトか。しかし、お邪魔虫の母と姉がいない分、
佑花ちゃんと麗花ちゃんと長く過ごせるってものだ。
それはこちらとしても渡りに船って奴である。

「仕方ないなぁ……3人分のメシ代と小遣いはきちんと置いてってよ」

後ろ頭をポリポリ掻きながら、いかにも仕方なく引き受けてやる感をアピールする。

「あら、いつになく聞き分けがいいわね」

「べ、べつに……まぁ、楽しんでくれば」

そりゃあ、聞き分けもよくなるよ……。

「悪いわねぇ」

まったく悪いといった素振りをみせず空っぽのセリフを言う母。

「あ、そうそう、悪いんだけどさー、麗花はまだおねしょするから、
 寝かせる時、おむつ履かせてあげて。おむつはそこに買ってあるから」

姉の指差す方向に、テープタイプの子供用おむつがあった。

「へぇ……おむつねぇ……」

顔がにやけてしまいそうになるのを必死に抑える。
姉から公認いただきました。これは祭りだ。かつてない祭りが始まる!

「佑花は多分、大丈夫だと思うけど、寝る前はトイレ行くように言ってね。
 あと歯磨きも忘れずに」

「へいへい」



「佑花、あんたお姉ちゃんなんだから、耕平兄ちゃんの言うことをちゃんと聞くのよ」

「またそれー?いつも『お姉ちゃんだから、お姉ちゃんだから』って言うんだから……」
ムスッとする佑花ちゃん。この様子だともう散々と
「お姉ちゃんなんだから」と言われて来たんだろなぁ。
佑花ちゃんにちょっと同情する。

「いい子にしてたらお土産買って来てあげるから」

「もぉー……」

そういうわけで、母親と姉はハワイに行く事になった。
母親連が心躍らせながらキャリーバッグを引きずって玄関を出ていくのを、
佑花ちゃんと麗花ちゃんは寂しそうに見送った。

「……」

姉達が出で行き、俺と佑花ちゃんと麗花ちゃんだけが家に取り残されて、
二人は少ししんみりした雰囲気になった。
流石にまだ親がいないと不安だよなぁ……。

なにはともあれ、三人の生活が始まった。


――


「じゃあ、とりあえずメシ食おうか」

時刻はもうすぐ十二時のお昼時であるが、
俺は自炊ってものがからっきし苦手なのだ。
料理を作るだけならまだしも、片付けるという行為がなによりも面倒だ。
食った後は何もしたくない。

というわけで、二人を連れて外でメシを食う事にする。
ファミレスに着いて椅子に腰掛け、メニューを選ぶ。

「私ハンバーグ!」

「私もー!」

子供は本当にハンバーグが好きだな。まぁ自分も好きだけど。
店員に頼み、しばらくすると、ハンバーグプレート二つと
まぐろ丼がやってきた。適当に学校のこととか、最近の流行ってる遊びとか
そういったことを話しながら食べる。

すると、

「あ!麗花!ニンジンも食べなきゃダメじゃない!」

佑花ちゃんが眉を斜めにして麗花ちゃんを怒る。

「だってぇ。」

麗花ちゃんはニンジンが嫌いなようだ。

「だってじゃないでしょ!ちゃんと食べなさい!」

佑花ちゃんの叱り方を間ていると、
普段、姉がどんな風に二人を叱っているのかが分かる。
そういえば、俺も小さい頃は姉に下らないことでよく叱られてたっけ。

「うー、やだぁ……」

麗花ちゃんはニンジンを前にして、憂鬱な顔をする。
こういうのは無理やり食べさせようとしても嫌いなものは嫌いなんだよな。
自分も学校で嫌いなものを無理やり食べさせられたっけ。

「嫌いなら、食べなくていいよ」

麗花ちゃんに助け舟を出してやると、
佑花ちゃんは話が違うとばかりこっちを見て食い下がる。

「え?食べないとダメだよ、お母さん言ってたもん!」

「にーにと一緒の間はOKなの!」

こっちも有無を言わせない。

「ほら、にーにもいいって言ってるもん!」

麗花ちゃんもそれに乗って来る。

「あーあ、農家さんがせっかく作ったのに……」

「農家さんだって嫌いなものは食べないよー」

農家さんの実態など知らないが、もっともらしく擁護をつづけると、
しまいには佑花は頬を膨らませて黙り込んでしまった。
俺が麗花ちゃんに甘いのが気にくわないようだ。
佑花ちゃんの気持ちも分からなくはないが、責め続ければ治るというものでもない。

おもらしにしても食事にしても、麗花ちゃんは麗花ちゃんなりに、
自分の苦手なことに対してプレッシャーを感じているのだろうなぁ。

昼飯を食べ終わり、家に帰ってしばらく遊んでいると、
佑花ちゃんも麗花ちゃんもウトウトし始めた。
麗花ちゃんはおむつを履かせないと、布団を濡らしてしまう可能性もあるが、
ここはおねしょをさせてはならない。眠たがる麗花ちゃんを無理やり
トイレに連れていき、おしっこをさせる。

「おしっこ出ないよ~」

そんな事はないはずだ。
佑花ちゃんも麗花ちゃんも事前にしっかりと水分を摂らせておいたのだから。
パンツを脱いだ麗花ちゃんを便座に座らせると、麗花ちゃんは
目をしばしばさせながらも、おしっこを始めた。

「ん~」

≪じょぼっ……じょぼぼぼ……ちいいいいーー≫

一度出始めると、結構な勢いでおしっこが麗花ちゃんのスジの間から噴出する。

≪ちょろろろろ~~~……ちょろろ……ちょろ……≫

麗花ちゃんにパンツを履かせた後、二人を昼寝させるために俺は布団を敷いた。
すると程なくして二人ともぐっすりと昼寝を始めた。

そして俺もそれを見ているうちにウトウトし、その隣で眠ることにした。

――

一時間くらいうたた寝しただろうか。
体を伸ばしながら起きると、二人はまだ隣で眠っていた。
二人の寝顔を見ていると、あまりにも無防備なので、何かイタズラしたくなってきた。

そういえば、海外の迷信でこんなことを聞いたことがある。
寝ている人の指にお湯をかけると、尿意を催しておねしょをしてしまうらしい。

一度これを試して見たかったのだ。

都合のいいことに、佑花ちゃんは寝る前にトイレに行っていない。
しめしめである。そうと決まれば……と言うことでぬるま湯を用意して
コップに注ぎ込む。

そして、起こさないようにそっと佑花ちゃんの左手をコップにつける。

「ん〜!? お兄ちゃん……何してるの?」

速攻でバレた。


「あ……いや……」

さて……、どう誤魔化したものか。

「あーあ!イタズラ失敗かぁー!」

茶化すような口調でわざとらしく言う。

「せっかく佑花ちゃんがおねしょしたって言って、笑ってやろうと思ったのに!」

「もうー!なんでそんなことするの!」

「あはははは」

ほっぺを膨らませてプンスカと怒る佑花ちゃん。
すっかり目も覚めてしまったようで、この様子ではもう寝ないだろう。
がっくり肩を落とすしていると、佑花ちゃんが叫んだ。

「あー!麗花またおねしょしてる!」

そっちを見てみると背中を丸めて寝ている麗花ちゃんのお尻を中心に、
いつの間にか布団に大きなシミが出来ていた。

「あらら……」

折角、寝る前にトイレ連れて行ったのになぁ。
うまく行かないものである。

「こら!麗花!起きろー!」

佑花ちゃんがすぐさま麗花ちゃんを蹴り起こす。

「……ふぇ?」

麗花ちゃんは起き上がると寝ぼけ眼でこちらをみた。
しかし、まだ状況がよく分かっていないようだ。

「ふぇ?じゃなーい!麗花またおねしょして!ダメじゃない!」

「んんぅ~……」

麗花ちゃんは股を広げて、湿った股間を手でペタペタと触ると、
状況を把握したのかハッとしたあとに顔をくしゃくしゃにして

「うわあああ~ん」

と泣き始めた。

「はは、ほら麗花ちゃん、濡れちゃったから着替えよう?」

「ひっく……ひっく……ごめんなさい。」

「いいんだよ、謝らなくても」

スンスンと泣いている麗花ちゃんを抱き寄せて、
自分の膝に座らせ、頭をくしゃくしゃになでなでしてなだめる。

「もう、お兄ちゃんは佑花に甘いんだから!」

佑花ちゃんはぷくーっと頬を膨らませる。
ちょっとからかってやる事にした。

「ん?嫉妬してるの?佑花ちゃんも甘えたいの?」

「え?そ……そそ、そんなんじゃないもん!」

動揺する佑花ちゃん。

「いいんだよ?遠慮しなくて、ほらおいで」

そう言って手招きしたが、佑花ちゃんは声を張り上げて言った。

「いやだ!お兄ちゃんのスボン、麗花のおしっこで濡れてるもん!」

確かに、おねしょしたままの麗花ちゃんを膝に座らせていたので、
自分のジーンズも濡れていた。

「麗花ちゃんのおしっこは汚くないもん。」

これはフォローなどではなく本心だ。


「っ~~!」

追い打ちで当て付けたように麗花ちゃんに

「誰だっておねしょくらいするよねぇ」

と言う。すると、

「もう!お兄ちゃんのバカッ!」

佑花ちゃんは起こってどこかへ言ってしまった。
ちょっと調子に乗って麗花ちゃんの味方をし過ぎたか……。
まぁ、子供だししばらくすれば機嫌も治るでしょ……。

そう思っていたが、夕方になっても重たい空気は重たいままだった。
祐花ちゃんはもう、俺の顔も麗花ちゃんの顔も見たくないと言った感じだ。

流石にこれは良くない。
俺は麗花ちゃんに流行りのアニメを見せて、
その間にいじけている佑花ちゃんのフォローをする事にした。

「佑花ちゃーん」

「……」

声をかけるが、佑花ちゃんはむすっとして、こちらを見てくれない。
俺は黙って後ろから佑花ちゃんの背中を包み込むように抱きしめて言った。

「どうしたの?」

「……」

静寂に包まれ、隣の部屋から漏れ出るテレビアニメの音しか聞こえない。
しばらくすると、佑花ちゃんが唇を尖らせて言った。

「だって……」

今にも泣きそうな声で、見る見るうちに瞳に涙を溜めていった。

姉は佑花ちゃんには極力麗花ちゃんの面倒も見させようという節があるし、
きっと佑花ちゃんも佑花ちゃんなりに、お姉ちゃんなんだらしっかりしなくては、
麗花ちゃんの面倒をしっかり見なければ、という重圧を背負っているのだろう。
そして、その行動を安易に否定するようなことを俺は言ってしまった。
そう考えると、なんだか佑花ちゃんに申し訳ない気持ちになってきた。

「佑花ちゃんはお母さんから、お姉ちゃんなんだからきちんとしなさいって、
 いつも言われて来たんだよね。」

すると、佑花ちゃんは、手の甲でぐいぐいと涙を拭いて、
スンスンしながら、うなづいた。

俺は佑花ちゃんの頭を撫でながら、なるだけ優しい口調で続ける。

「でもさ、そんなに気張らなくていいんだよ。佑花ちゃんだってまだ小学三年生なんだし。ここにいる時くらい、麗花ちゃんの事は気にせず、甘えて欲しいな」

すると、佑花ちゃんはこちらを振り向き、
何も言わずに俺の胸に顔をすりつけて抱きついてきた。

「なんなら赤ちゃんになっても良いんだよ」

つい俺の下心が出てしまった。


そして、しばらく沈黙ののち、

「お兄ちゃんは赤ちゃんが好きなの?」

と祐花ちゃんは俺の顔をまじまじと見て言った。

「う……うん、好きだよ」

なんだか改めて聞かれると正直照れてしまう。

「ふーん……じゃあもし、祐花が赤ちゃんになったらどうする?」

「そりゃあ……ちょう可愛がる!」

そりゃあ……ちょう可愛がりますよ。ええ。

すると、祐花ちゃんは立ち上がって、くるっと振り向き、
後ろに手を組んで照れくさそうに、でれでれしながら言った。


「じゃあ祐花、お兄ちゃんの赤ちゃんになろっかなー?」

それを聞いた瞬間、
俺の頭上でドーンと花火が上がった。

かわいいいいいいい!!!
可愛い過ぎるうぅぅぅぅ!!!


「よし、じゃあ今日から佑花ちゃんは、にいにの赤ちゃんだ!」

「ほんと?」

「本当だとも!」

「きゃはは、やったあ!」

にっこりと笑顔になる佑花ちゃん。
ようやく佑花ちゃんらしい笑顔が見れて安心する。

「さ、赤ちゃん、おいで。抱っこしてあげるから!」

腕を広げて佑花ちゃんを迎えいれる。
佑花ちゃんはちょこんと俺の膝に座り、
小さくて可愛い腕を俺の胸に巻きつけた。

「……バブぅ。えへっ」

佑花ちゃんなりの赤ちゃんを演じる。
照れがあるようだけど、かわいいなぁ、
本当にかわいいなぁ。

こんな事されたら、我慢出来なくなってしまうじゃないか。
あれをお願いすることを俺は我慢出来なくなってしまう。
鼓動が高鳴る。くちびるが震える。
それを必死に抑えながら俺は言った。

「じゃあ赤ちゃん、おむつ穿こうか?」

「それはやだ。」

速攻で拒否された。

「佑花、麗花と違っておねしょしないもん」

佑花ちゃんは顔をプイッと背けた。
赤ちゃんになるんじゃなかったのかよぅ……。

完全に玉砕した……とほほ……。
がっくりしながらも佑花ちゃんの頭を撫で回した。


三日目はこちら

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小さな女の子のおむつ・おもらしの小説を書いています。
モットーは、ロリ・おしっこ・おもらし・おむつです。

ハンドルネーム:でぃあぱん

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